出張先での雑記帖



中華人民共和国
People's Republic of China


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2012年 6月 3日(日) 中国(北京)


世界遺産3連発です!

(その3) 頤和園
1998年に世界文化遺産に登録されました。

「頤和園」の歴史は古く、12世紀、金代に皇帝の離宮として築かれたのが
始まりといわれていますが、その後17世紀以降の清代に、
最も大々的な整備がなされたそうです。
しかし、近代に入ってアヘン戦争などの事変によって破壊され、その後19世紀
後半に醇親王による修復がなされました。
正式に「頤和園」と命名されたのはこの頃だといわれています。

さらに20世紀初めには、絶大な権力を握った、かの「西太后」により大規模な修復が行われました。
頤和園は万寿山という小高い山とその南側に広がる昆明湖という人工湖で構成されています。


○○さん、いろいろガイドいただき、有難うございました。 
次回も、ヨロシクお願いしますね〜


万寿山に建つ「仏香閣」
万寿山一帯にはたくさんの建物がありますが、
この万寿山・・・な、な、なんと
昆明湖を作るときに掘り出した土を盛り上げて
築山したものだそうです。




長廊
楽寿殿と排雲殿を結ぶ長さ750mに及ぶ
回廊の柱の梁には、8,000にも及ぶ
花鳥風月、歴史、古典の絵が描かれている。



石舫(石の船)
北京頤和園万寿山西麓の水際にある著名な水上建築
全長36m、白い石で築き上げられた
「石舫(シーファン)」 です。

清代に乾隆帝が造った際には中国式の楼閣が
乗った船だったそうですが、英仏連合軍
により破壊された後、
西太后が洋風デザインの屋根を付けたんだそうです。

蘇州街
万寿山の北の麓に、
「蘇州街」と言われる一角があります。
長さ300m程、幅20m程の水路に沿って、
江南地方の水郷都市をモチーフにした街並です。